(中世の)元修道院での生活③ 探索 (仏・中西部)
滞在した元修道院を室内探索してみました
まずは屋根裏へ
(下に見えるライト部分から住居)
(小屋組の天井 梁の仕組みがよく分かる)
(注:小屋組 屋根を支える三角形の骨組)
( この出窓のお陰で中は十分明るい)
年代が経つているにしては、立派なものです。
木は結構持つものなのですね。
改造すれば、立派な広い部屋に変身しそうです。
石、石の建築物でも屋根裏は木で出来ている。
よく中世の石の建築が焼けて再建されているとものの本で
読んで不思議な気がしますが、どんな立派なゴシックでも
屋根はこんな風なのですね。
地下
年代もののワインが置いてあります。
たまにお相伴に預かりました。
( ワイン・カーブ)
石造天井の(トンネル・ヴォルトの)地下は夏でも涼しくワインクーラーには
打ってつけです。
(注:石造天井 石、煉瓦、コンクリートなどを材料とし、アーチ原理を用いて
作った天井。トンネルの形のものドーム形のものが基本)
この天井は石であり、トンネル形
炉辺
暖炉の壁は石
手前は金属
歴史を感じさせる
植物文様を施した鉄板
時代物の感じです。
人物像
今までここには何回か訪ねましたが、これまで気がつきませんでした。
炉辺に置かれた一対の男女の像。熱い中に置かれてなんか可哀想な
気がします。結構な時間が感じられますが、どうしてこんなところに?
不思議です。
織物のような絵です。中世の雰囲気が感じられます。
(タペストリー)
なんといってもこの鳩小屋が好きです。
元々はパンを焼いていたようですが(塔の部分)、ピザ焼き用に
変身させたいようです。人が十分住める広さ(横の部分)です。
石をモルタルなどで固めた本体の建築は石の存在が分かりにくいが
(モルタルが剥がれて、石が見えることがある)この小屋では、石を積
んで出来た様子が観察できる。
中庭
今は物置に使用
木には精霊が宿るといいます、、、、
私が一番気に入っているのが、この大木。
中庭に堂々と収まっています。
この元修道院の中の出来事はすべて知っているといった
風情です。
( これについては、以前お送りしました)
(参考:カテドラル 最も美しい大聖堂ができあがるまで 岩波書店)
木のある家、好いですね。
はと小屋も可愛いです。
by アヨアン・イゴカー (2014-09-07 01:45)
ここの庭には、大木が沢山あります。
ここを訪ねることの楽しさの一つです。
by yoku (2014-09-08 04:28)