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アンドラを歩く 1)



 パリから、夜行寝台を利用してアンドラ公国(以下アンドラと略称)を
訪ねました。フランス時間17日22時出発。夜行寝台は、コンパートメント
のため、乗り合わせる人がどんな人か気になります。同じ一段ベッド(3段ベット
になっている)の人が現れ、一寸強面の感じ。正直、苦手なタイプです。
なにしろ、これから9時間ぐらい付き合わなければなりません。
しかし、話しているうちに、非常に気のいい中年パリジャンであること
が分かりました。顔で判断した自分が恥ずかしくなりました。
反省したところで、持っていたクッキーをプレゼント。相手もコインの
機械から紅茶をお返し。やっとお互いの気分がほぐれました。めでたし、
めでたし。こうなればしめたものです。道中和やかに過ごせました。
そうこうするうちに、ホスピタリエ(アンドラへの最寄の駅)へ朝7時過ぎ
到着。相手のパリジャンとはそこでお別れ。
 さて、前置きが長くなりました。アンドラですが、今は人口10万にも
達しない小国ですが(つい1993年に独立)、しかし古い歴史(10C)
を持っています。私が、訪ねることになったのは、その歴史と
同じぐらい古いロマネスク様式の教会を訪ね歩こうというわけです。。
教会の話しはあとにして、まずアンドラの今をお伝えします。
 アンドラは税金が無いという(本当かどうかは分かりません。
ホテルの従業員の話しです)。しかし本当に思えました。
一般の人の表情は明るく、生活の豊かさが見て取れました)。
そして、一般の住宅環境も石造りがほとんどで素晴らしいもの
です。どうして豊かなのか、たった2、3日の滞在では確かめ
ようがありません。確かに観光業に依存していることが
良く分かります。多くの観光客が押しかけていましたから。
恐らく無税扱いなのでしょう。買い物袋一杯の人がバスに
乗り込んでいました。きっと近隣諸国からの買い物ツワー
と思えました。
 さて、アンドラの中心、アンドラ・ラ・ベラは深いピレネー山脈の
谷にありました。そこに達するには、山上から降りていくのです。
本当に雄大な眺めを経験したあと、町中に到着しました。
町自体は、ヨーロッパのごく普通の町といったところでした。
今回はこんなところでおしまいにし、次回は古いアンドラを
取り上げてみたいと思います。


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コメント 3

くまくまちゃん

こんにちは。アンドラ公国なんて始めて聞きました。最近独立したんですね!雄大な風景ですね。寒いのかな?と思いましたが、半そでのひともいますね。次回も楽しみです!
by くまくまちゃん (2005-10-23 16:17) 

yoku

くまくまちゃん
いつも親切なコメント有難うございます。
良く画面を観察して頂いてますね。そうなんです、
もっと寒いと思いその対策をしていったのですが、
あてが外れました。まるで南の国みたいに暑かったです。
きっと地球環境の悪化のせいと思いたくもなります。
依然訪ねたときは、6月というのに雪が降って驚いた
のですから、、、、。しかし到着した日は雨でやはり
寒かったことは寒かったです。
次回は古いアンドラを取り上げて見たいと思います。
それでは。
by yoku (2005-10-23 18:22) 

くまくまちゃん

毎回たのしみにしていますよ、さて、ビル群ですが、「設定」→「スキン」から「風景」の項目の「夜景」を選択するとくまと同じものにたどり着きますよ。最近スキンの数が増えたのでびっくりしています。いまこんな夜景が見える近くに住んでいますよ。
by くまくまちゃん (2005-10-26 23:45) 

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