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女子30k(トリノ・オリンピック)


シャルトル大聖堂人像円柱
(ロマネスクの最高傑作といわれる)

まだ眠い目をこすっておられる方が多いことでしょう。
実は、私もその一人です。
女子フィギュアー、荒川さんの演技も大いに魅せましたが、私にとっては
その陰に隠れてしまった感のある女子30kフリーにも感動したのです。始
めから見ていたわけでは、ありませんが、最後の100メートで、デッドヒート、
それまで3番手をはいしていたノイマノバ選手がスリルと抜け出し、優勝を
かっさらったのです。

あの厳しい戦いが最後の100メートルで決したのです。最後はバッタリ倒れ
ていました。30kといえば、気の遠くなる距離です。クロカンがヨーロッパで人
気のある競技の由縁でしょう。

距離感
実は私が、今日お話したかったのは女子30kフリーを見ていて、興味を覚
えたのは、TVカメラのことなのです。デッドヒートを繰り広げている選手たち。
そのストックが気になって仕方がありませんでした。それが危なかっしく見え
たのです。後ろの選手にストックの先っぽが当たって怪我をするのではない
かとハラハラしたのです。

しかし、杞憂に過ぎませんでした。カメラが横から撮影するとかなり選手の
間は距離があるのです。カメラのいたずら?なのですね。

なんで、こんな話をするかといいますとつい最近、町の古本屋で手に入れた
名取洋之助さんと言う人の「写真の読み方」(岩波新書)を読んだからです。
その中で彼はこんな話をしていましたので、上記の話もガッテンがいったの
です。

写真の嘘と真実
名取さんは、望遠レンズで撮ると一ケ所に集まっているようにみえるという
話をしています。つまり、レンズを換えると真の距離感がつかめなくなるとい
うのです。まあ、もっともな話ですが、これで、上記30k競争の話も納得です。

名取洋之助
さて、この人の話は存じ上げていました。
報道写真の先達(せんだつ)ですね。興味はありましたが、詳しいことは知り
ませんでした。この古本を手にして流石に大した人であるのが分かりました。
そのことについては、次回に、、、、。

(尚、前回、画像で大聖堂と大時計の写真の説明が乱れてしまいました。
不手際をお詫び致します)。


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