温かい石神
八ヶ岳のある風景
ー 温かい石神ー
(長野県茅野市内にて)
祭日を利用して、八ヶ岳に行きました。
といっても、登山ではありません。撮影を兼ねて、見に行って来
ました。
八ヶ岳のまわりには、人を惹きつけて止まない石神が沢山あり
ます。
(三つの仏を刻んだ石仏
珍しいのではないでしょうか)
(半分土に埋まっている子供
のような石仏)
(石を積み重ねただけの石神
素朴ですが,温かい気がします)
(苔むした石仏 かなり古いの
でしょう)
(このように石仏が沢山あります
バックの雲の下にかすかに八ヶ岳が見えます)
実は、一風変わってはいるが、何か温かいものを感じさせるこれらの
石仏を撮影しているときに村の女性が通りました。
この石仏群について訪ねると無縁仏ではないかということでした。
それにしても、無縁仏にしては、仏を刻んだ非常に念のいったもの
です。また村のある老人は行き倒れの人を葬ったのではないかとも
いっていました。かなり昔とはいえ、村の人の優しい真情が見て
取れました。まわりは、桜の木で囲まれています。もうしばらくしたら、
桜の下での風景が見られるでしょう。その頃もう一度訪ねたいと思っ
たことでした。
2006-03-24 06:06
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コメント(4)
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澄んだ空気と、透明感のある穏やかな道祖神のような石仏がとても印象的ですね。
田舎の様子は国が違っても同じ香りが感じられます。
とても優しさを感じるお写真ですね。
by (2006-03-26 07:24)
日本でもどこの国でも土着のモノにあるしゅ
ほのぼの観を抱きます。ギリシャ彫刻など
にない、素朴なものに、、、。
そして古い石ですから、顔などハッキリしないもの
が多いのですが、逆に想像力も与えられます。
ありがとうございます。
ありがとうございます
by yoku (2006-03-26 10:16)
始めまして。ブッシーラペール・ニュース経由でおじゃましました。
石神と言う言葉に思わず反応してしまいました。石神井(「しゃくじい」と読みます)高校出身なので…。でもなぜ世界のどこでも「石」なのでしょうね。
樹や「ほこら」や滝がそのまま神様という場合もあるでしょうが、路傍の石に神の姿を重ね合わせるのは、その石がどこから来たのか、そしてどこに行くのか不思議に思ったからかも知れませんね。
by plot (2006-04-15 07:12)
plot様
こちらこそ始めまして。
実は、昔田舎から東京に出てきました時最初に住みました
のが荻窪でしたので、石神井もなんとなく親近感を覚えて
おります。
石の話ですが、あるとき饗庭さんという文芸評論家の
「石」を媒介にして「生」が「死」と対話をはじめるのだと
いう一文を目にして以来、ヨーロッパと石について興味を
持ち始めました。
それはともかく、私もplotさんの記事に伺わせてもらいます。
ありがとうございました。
by yoku (2006-04-15 11:13)