サン・ドニ修道院聖堂を訪ねて③(パリ・フランス)
この大聖堂、続編遅くなってしまいました。
さて、聖堂の後陣に入るには料金を払うことになっています。
1137年、時の大修道院長、シュジェールが新しい聖堂に着工 、
1140年西正面とナルテックスを献堂。その名はゴシック建築を
創造したとして、燦然と輝いている。
ゴシック建築の誕生
シュジェールの像。彼はステンドグラスに自分の像を描かせた。
ここには、歴代の王などの横臥像があることで知られています。
ここには、ルイ16世と(前に紹介した)マリーアントワネットの祈りの
像があります。これは、ルイ18世によって注文され、1830ごろに
完成されたという。
王の霊廟としてのこの修道院の位置は中世中期の過程で確立し
、13世紀末に、諸王の墓なる称号を与えられる至る(注)
とあるが、まさにここはフランスの歴史の生きた証として価値ある
建築物であると思われる。そしてまた、この建築に重要な役割を演じた
シェジュールの名も。
(注:フランスの中世社会 渡辺節夫 吉川弘文館)
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2018-10-30 04:35
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