修道生活とカッパドキア（トルコ）番外編）

　　トルコで有名な観光地といえば、この景勝地もその一つあろう。

　　ここは修道士が生活を送った洞窟だという。

　　訪ねる前から、興味津々であった。(昨年秋）

　　

　　　

　　「孤住にせよ共住にせよ、修道生活はアントニウスやパコミウスの弟子たち

　　　によって、パレスチナ、シリア、カッパドキア、メソポタミアに拡大して

　　　いき、カエサリアのパシリウス（３３０－３７９）に一つの大きな結実

　　　見る」とある（注）

　　　

　　こんな場所（洞窟）で修道士が修道生活を送ったとは、驚きというか、信じられ

　　ないものがある。

　　

　

　　

　実際、自分も洞窟の中に入ってみましたが、非常に狭い空間であった。

　ここには、フレスコ画の壁画が残されているということで、ここの

　博物館でその壁画のフレスコ画を集めた画集を記念に買い求めました。

　（注：修道院　今野国男著　岩波新書）