ラヴェンダーの香る修道院 1)
セナンク修道院(仏)
Venasqueを出てしばらくすると、荒々しい岩肌を見せる谷間にでた。
道路の道幅は狭く、下は谷底である。
そして20分ほどして、ようやく谷間がひらけ、修道院がみえてくる。
セナンク修道院は切り立った深い谷にあるが、実は、この厳しい環境
こそ、この修道院の生まれた一つの要素である。そのことについては、
後でふれることにする。
L'abbye de Senanque
実は、ここを訪ねるのは二回目である。
一回目は、ここに着くのがちょっと遅れてしまい、すでに閉まっていた。
丁度、昼休みにぶっつかってしまったのである。再開を待てばいいよう
なものであるが、先を急いでいたため、その時は入場を諦めた。
それで、満を持して早めに今回は宿をでたのである。
この修道院は、ラヴェンダーが美しいことで知られる。前はラヴェンダー
の花の咲く時期とずれ、見ることは出来なかった。今回この時期に訪ね
たのは開花の時期に合わせたはずであったが(6月中旬)、今回は一寸、
早すぎた。なかなかうまく行かないものである。
もうちょっと遅ければ、ラヴェンダーのあの香しい匂いと美しい花に包まれ
たセナンク修道院と再会できたのにと、残念であった。
2006-10-04 01:13
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コメント(10)
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満開のラベンダーと古き修道院。絵になるでしょうね。
by (2006-10-04 05:17)
ずいぶんとまた風景に溶け込んだ修道院ですね。
ストイックな感じを受けますね。
続編が楽しみです。
by ty-ortho (2006-10-05 00:15)
Ikesan様
残念ながら、今回はあまり、絵になりませんでした(笑)。
次回は満開のときに行きたい、、、です。
by yoku (2006-10-05 04:05)
Plot様
ありがとうございます。
by yoku (2006-10-05 04:06)
ザッキー様
ありがとうございます。
by yoku (2006-10-05 04:07)
Lapis様
ありがとうございます。
by yoku (2006-10-05 04:08)
ty-ortho様
そうですね、ちょっとそのへんのこと(ストイック)に
ついて次回から触れてみたいです。私には
ちょっと荷が重いですが、、、、。
by yoku (2006-10-05 04:12)
ラベンダーは、どのような背景にもマッチして、いい被写体になりますよね。
by (2006-10-05 07:17)
ここのラヴェンダーはスケールが大きいですよ。
by yoku (2006-10-05 19:13)
> ここのラヴェンダーはスケールが大きいですよ。
いわゆるフレンチ・ラベンダーでしょうか。先端の花弁が大きいやつです。
by 春分 (2006-10-14 14:14)